京都ライター塾

「京都ライター塾」アドバンスコース第2回受講レポート

アヴァロン水彩紙

「えっ、自分で企画を持ち込むの?」

今日は、5月から受講している「京都ライター塾アドバンスコース」の2回目。テーマは、「企画を立てる」です。

どんな媒体で書きたいか書けるかを自分で見極め、その媒体の読者が喜ぶ企画を自分で立てて売り込む、そうやって仕事を作るんですよと聞いて、びっくりしてしまいました。

ライターの仕事って「そのテーマ、私書けます〜!」って応募したり、媒体から「こんな記事、お願いできますか?」と声をかけられたりしてスタートするんじゃないの?と思っていた私。今回は、宿題に「企画を媒体に出す」まであると知って、オロオロしながらのスタートです。

京都ライター塾アドバンスコースとは?講師紹介

「京都ライター塾」アドバンスコースは、フリーライター江角悠子さんが主催するオンライン講座です。基礎講座「京都ライター塾」のステップアップ版とでも言いますか、実践をメインにした内容で、月に1回×6回のプログラムです。

私はSEOライターとして仕事をしていますが、今後は、取材やインタビューもできるようになりたいという思いがあり、2023年5月から受講しています。

講師の江角悠子さんは、ライター歴17年のフリーライター。エッセイや取材記事の執筆のほか、大学の講師やブックライターとしても活躍していらっしゃいます。そんなご経歴に加え、以前から読ませていただいたメールマガジンがとてもおもしろく、勉強になるので、アドバンスコースの受講を決めました。

私の第1回受講レポートは「京都ライター塾」アドバンスコース第1回受講レポートから読めます。

第2回の講義内容|京都ライター塾アドバンスコース

第2回では、次の2つについて学びました。

その1:記事の添削

第1回目の講義では、「500文字で推しを紹介する」という宿題が出されていました。その記事を江角さんが添削してくださり、今回見せてもらうことになっていました。

他の受講生の添削も共有してもらい、注意点やどう直したらいいのかアドバイスをいただきました。

その2:企画を立てる

第2回のメインテーマは「企画を立てる」でした。

ライターとして仕事をとってくるには、書きたいテーマや企画をまとめ、テーマに合う媒体へアピールするという取り組みが必要だそう。そこで、媒体の特徴を見極めたり、企画をまとめたりするポイントを学びました。

講義を受けるだけでなく、受講者同士で話し合い、お互いの企画をブラッシュアップするワークも実施され、とてもいい刺激になりました。

第2回を受講した感想

今回の講義で印象に残ったこと、私が感じたことを書きますね。

知っているとできるは違う

前回の講義では「型を使って書く」ということを学びました。学んだはずでした。

他にも、自分のエピソードをたくさん盛り込んでくださいね、記事を読んだ読者にどうなってもらいたいか「ゴール」を意識して書いてくださいね、とアドバイスをいただきました。

でもね、かえってきた添削を見たら、全然できてなかったんです〜!

仕事で書くSEO記事では、構成案を作るときに「記事のゴール」という項目があって、普段はやってるはずなのに!と自分で自分にツッコミを入れてしまいました。

わかっていてもできない。

「だからこそ、こういう講座で実践を積み上げることが大事だなぁ〜」と思いました。

読者に伝わる言葉を選ぶ大切さ

私だけでなく、他の受講者さんにも共通していたのが、伝わるように言葉を選ぶこと、言葉を補うことという指摘でした。

例えば、私は提出した文章で「混色理論」という言葉を使いました。

この言葉、私は誰でもわかると思ったのですが、絵を描いたことがない人には伝わらないし、この言葉の意味が共有できてないと引っかかってしまいますよとのこと。確かに・・・!

言葉の意味が分からなくて読むのをやめられてしまっては、せっかく書いた記事の意味がないですよね。

記事を書くときに、この人にわかるように書こう!という人を誰か具体的に思い浮かべて、書いてみましょう、とアドバイスをいただきました。

書きたい媒体をピックアップする学び

ここからは、「企画を立てる」についての感想です。

書いてみたい雑誌やWebメディアはありますか?という質問が投げかけられました。

これを決めてない人って結構多いんですよね、と。

以前は考えたことなかった私ですが、今は、いくつか興味のある媒体があります。(いきなりドヤる笑)

実は、以前読んだメールマガジンで「本屋さんに行って、片っ端から雑誌を見て、書きたい雑誌を選んでみましょう」と話題にされていたのを実践したんですよね。

順番に当てられて書きたい媒体を答えることになりましたが、この時ばかりは、私に当てて!と心の中で思いました。笑

ただ、書きたい媒体が決まっていることが問題ではなくて(当たり前)、媒体の特徴をどう見極めるか、が本題でした。

取り上げられるテーマ、読者層、エリアなど、複数の視点から媒体の特徴を見極めていくこと。マーケティング的な視点だなぁと思いながら、お話を聞きました。

受講生と企画を話し合うワークが楽しい!

今回の宿題は、自分の企画をまとめて提出することなんですが、企画をブラッシュアップするために、受講者と1対1で話し合うワークを行いました。

私のお相手は、Yahooクリエイターズでも記事を書いていらっしゃる原井けいこさん。

このワークが、めちゃくちゃ楽しかったんです!

話を聞いてもらううちに、なんとなくやりたいことがはっきりした上、けいちゃんからたくさん具体的なアイデアをもらうことができ、尻込みしていた「企画を立てる」が楽しみになってきました。

在宅で仕事をしていて、なかなかライターさんと話機会がないので、こうやって受講生として横並びで話せる機会はとても貴重! 先生から学ぶだけでなく、実践をテーマとする「アドバンスコース」だからこそのプログラムが、とても嬉しかったです。

まとめ

今回は、先生から学ぶというより、お互いの記事の添削やワークを通じた学びが多かった回だったなーと思います。

1ヶ月に1回のペースなので、次回までにどれだけ実践できるかもとっても大切だなと感じました。受け身で受講していては、あっという間に時間が経っちゃう!という焦りも持ちつつ、じっくり振り返りながら一歩ずつ取り組んでいきたいです。

とか書きながら、この受講レポートはすでに締め切りを過ぎています、すみません。

宿題は、締め切りを守って提出します!(できるだけ!)

江角悠子さんの「京都ライター塾」に興味のある方は、ぜひ「ライターを目指す人のための7日間無料メールマガジン」に登録してみてください!

リヴァーカフェ

水彩イラストを描いています!最新のイラストはインスタグラムで公開。

住宅、ウェディングジャンルのSEO記事や、工務店のブログ記事を書いています。

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ABOUT ME
北裕実
水彩イラストレーター・ライター|広島県在住|1976年生まれ 都市計画コンサルタント、ウェディングプランナーを経て、フリーライターに。 2021年から水彩イラストの技法を習得したことをきっかけに、イラストレーターとしての活動をスタート。美味しい食べ物や季節の草花のイラストに文章を組み合わせたイラストルポを描いています。2024年春には東広島市西条公会堂にて初個展を開催。個人では、ZINE「暮らしのおいしいものイラスト帖」や「ごはんとおやつ イラスト絵日記」を発行。