京都ライター塾

「京都ライター塾」アドバンスコース第3回受講レポート|媒体・読者・ライター三方よしの企画書ができるまで

「企画書って、こんなに細かいところまで決めるの〜?」

春から受講している「京都ライター塾アドバンスコース」の3回目は、「企画を立てて原稿を書く」という回でした。

企画書を添削してもらうのですが、かなり具体的な項目まで決めて企画書に落とし込むと知ってびっくり。その理由について学ぶことで、企画書作成に少し手応えを感じました。

と言っても、私、30分も遅刻してしまったので、前半はリアルタイムで聞けていません。こんな時、アーカイブが共有されるシステムはとても助かります・・・!(いや、でも遅刻はダメですけどね!)

京都ライター塾アドバンスコースとは?講師紹介

「京都ライター塾」アドバンスコースは、ライター・エッセイストの江角悠子さんが主催するオンライン講座です。基礎講座「京都ライター塾」とは違い、実践をメインにした内容で、月に1回×6回のプログラムです。

私は普段、住宅や家づくりに関するコラムやブログ記事を書く仕事をしていますが、これからは、取材やインタビューも学んで仕事の幅を広げていきたいと思い、2023年5月から受講しています。

講師の江角悠子さんは、ライター歴17年。エッセイや取材記事の執筆に加えて、大学や講座の講師、ブックライターとしても活動していらっしゃいます。以前から読ませていただいたメールマガジンでアドバンスコースを知り、申し込みました。

私のこれまでの受講レポートは、こちらです。

「京都ライター塾」アドバンスコース第1回受講レポート

「京都ライター塾」アドバンスコース第2回受講レポート

第3回の講義内容|京都ライター塾アドバンスコース

第3回のテーマは「企画を立てて原稿を書く」でした。

前回の講義の後、受講者が提出した企画書を先生に添削してもらい、企画を深めるポイントを学ぶという内容です。

宿題の企画書とは?

前回の授業で出された宿題は「企画書」をA4サイズ1枚にまとめるというもの。

・掲載したい媒体(雑誌もしくはWeb)

・想定する読者

・企画内容

などを、まとめて提出しました。

私の企画書は「イラストでつづる 季節の和菓子」

私は、自分で描く水彩イラストと文章を組み合わせて仕事をしたいなぁという思いがあるので、自分の書きたいことありきで企画書を作りました。それが、こちらです。

この企画書がどんな添削をしてもらったのか、感想と合わせて書きますね!

第3回を受講した感想

添削は、ドキドキしたものの、「企画を深める」のはこうやるのか!ととても勉強になりました。印象に残ったこと、覚えておきたいことなどをまとめますね。

鴨がネギしょっていく三方よしの企画書に

私のイメージでは、企画書ではアイデアを見てもらい、採用となれば、取材するお店や紹介する和菓子をピックアップし、お店への質問内容を決めていくというイメージでした。

でも、先生からのご指摘では、そのような細かな項目も企画書段階で決めておくほうが採用される、とのこと。

編集部の方が、「お、この企画いいね、このまま載せられるじゃん!取材行ってきて」と言えるくらいの内容になっていれば、編集部の方は企画がすぐイメージできるし、ライターは仕事が取れるし、読者も喜ぶ。そんな「鴨がネギしょっていくような企画書」つまり「三方よしの企画」になるようにしましょう。と先生のお話を聞いて、そうなんだ!とびっくり。

確かに、誌面や内容のイメージがすぐに伝われば、話が早いですよね。逆に、具体的に詰めていないと、取材すべきお店が見つからない、どのお店でも似たような和菓子があって困る、みたいなことになりそうです。具体的な点を詰めていけば、もっと企画が良くなるとわかり、なんだか手応えを感じました。

読者に何を伝えたいの?を忘れがちな理由

前回の宿題の「推しを紹介する」でも指摘され、自分でも反省したはずの、読者に何を伝えたいのか、を今回も忘れていました・・・。

読んだ人にどうなってもらいたいか、をイメージしようって思ったはずなのに、なんでまた忘れてしまったんだろう。

企画書を作る、そのことだけが目的になってしまっていたからかもしれません。提出しなきゃ、とにかく形にしなきゃ、と思っていて、企画書がゴールになっていたかも。これが記事になって読者が手に取って、どう思うかな?とイメージしていれば、内容も変わりますよね。

次回こそは!忘れないようにしたいと思うポイントです。

企画書は1回で通るわけじゃない、他へ持って行ってもいい

企画書を媒体に提出するとしたら、という流れでもうひとつびっくりしたのは、

・企画書は1回目ですぐ通るわけではない

・ダメだったら、他の媒体へ持っていってもいい

ということです。

企画書を外へ出したことがないので、もうこの1回がダメだったら一生ダメみたいな気持ちがありますが、そんなわけないんですよね、当たり前かもしれませんが笑。

もし、思った媒体で通らなかったけど、自分が書きたいと思えば、少しアレンジして他へ出してもいいんだ、とわかったことで、もう少し肩の力を抜いて企画と向き合えそうな気がしました。

まとめ

冒頭でも書いた通り、私は今回30分も遅刻をしました。

理由は、開始時間を間違えていたからです。なぜ時間をまちがえたのかというと、最近、プライベートがドタバタで、そのほかの予定とごちゃ混ぜになっていたから・・・(言い訳)。

子供の夏休みが始まってスケジュールがイレギュラーになるし、月末で仕事の締め切りは重なっているし、実家の母が退院したばかりで実家との行き来をしたりしていて・・・。

こんなにいそがしいのに、セミナー受講なんてやっぱり無謀だったのかな、と落ち込んだりもしましたが、それでも!やっぱり、今、受講していてよかったと思っています。

仕事の幅を広げたい、方向性を整理したい、と自分の頭の中だけ考えていてもなかなか実行できません(私は)。でも、講義の中で自分の原稿を添削してもらって他の受講者の企画を見せてもらうと、どんどん世界が広がるのを感じます。それが刺激になって、よし、頑張ってみようと思えます。

この講義をきっかけに、この企画をまとめ直してブログでシリーズ化しようかな〜。やってみたいことが増えました!

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水彩イラストを描いています!最新のイラストはインスタグラムで公開。

普段は、住宅や家づくりについてのSEO記事や、工務店のブログ記事を書いています。

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ABOUT ME
北裕実
ライター・水彩イラストレーター|広島県在住|1976年生まれ 都市計画コンサルタント、ウェディングプランナーを経て、ライターに。現在は、工務店のブログや、リノベーション関連のオウンドメディアで執筆しています。 2021年から水彩イラストを本格的にスタート。美味しい食べ物や季節の草花のイラストに文章を組み合わせたイラストルポを描いています。