「インタビュー記事って、話し言葉で書いちゃダメだったのか!」
「聞いたこと、全部書いちゃうのは初心者あるあるなのか〜!」
4回目を迎える「京都ライター塾アドバンスコース」では、事前に提出したインタビュー記事を添削してもらい、書き方のポイントを学ぶ回でした。インタビュー記事の書き方については、体系的に学んだ経験がない私。そのため冒頭のような感想が出たのですが、添削を通じてすぐに使える実践的なポイントを学ぶことができました。
自分の記録として、レポート記事をまとめます!
京都ライター塾アドバンスコースとは?講師紹介
私が受講している「京都ライター塾」アドバンスコースは、ライター・エッセイストの江角悠子さんが主催するオンライン講座です。実践がメインで、毎回テーマに沿った課題を提出し、それを元にディスカッションする内容で、月に1回×6回のプログラム。今回はその4回目でした。
私は、コラムやブログ記事を書く仕事をしていますが、取材やインタビューなどの仕事もできるようになりたいと思い、2023年5月から受講しています。
講師の江角悠子さんは、ライター歴17年。エッセイや取材記事の執筆に加えて、大学や講座の講師、ブックライターなどのお仕事もされています。江角さんを知ったきっかけは、メールマガジンです。平日の午前、毎日届く文章を読むうち、受講したい!と決意しました。
私のこれまでの受講レポートは、ここから読めます。
第4回の講義内容|京都ライター塾アドバンスコース
今回は、事前に提出したインタビュー記事を添削していただき、受講者全員に対するフィードバックを見ながら授業が進みました。
インタビューの対象は、講師の江角さん。京都ライター塾で江角さんをインタビューしたことがある方は、それぞれご自身で気になる方をインタビュー対象に設定します。
私のインタビューのテーマは「時間管理術」
私が決めたテーマは、江角さんの「時間管理術」です。
執筆だけでなく、講師業やオンラインサロンの運営をされ、趣味のダンスや趣のある洋館で私設図書館を開いたりされている江角さん。どう時間を使ったら、こんな風にやりたいことをたくさん実践できるの?と疑問を持ったので、「時間管理術」を選びました。
インタビュー、記事の執筆、添削、それぞれについてレポートします!
インタビューについての感想
インタビューの持ち時間は、45分。事前に提出した企画書を共有し、zoomでのインタビューが始まりました。
インタビューしたのは、
・日々の時間割
・スケジュール管理に使っているツール
・さまざまな仕事をするコツ
などです。
ライター以外にもたくさんのお仕事で活躍しておられるので、さぞタイトなスケジュールだろうと思いきや、基本的には仕事を受け過ぎないよう「余白」を持ったスケジュール管理をしておられると聞き、とても驚きました。
1週間あたりに執筆する文字数は思ったより少なく、じっくりと記事に向き合う環境を作っておられるもわかりました。
身近にライターの知り合いがいない私は、活躍している方がどんなペースでお仕事されているのか知らず、日々の様子を聞かせてもらうだけでも、とても楽しかったです。
一方、インタビューの内容としては、やはり反省もありました。
深掘りしたいポイントがあっても、気おくれしたり話の流れが気になったりして、もう一歩踏み込めなかったこと。グッと踏み込む瞬発力が欲しい!
この質問ははずせないと思ったのに、すでにご自身のブログで公開されている内容だったこと。事前にチェックしたつもりでしたが、できていませんでした。
質問の意図を正確に伝えようとするあまり、私が話し過ぎてしまったこと。もっと端的に質問できたら良かった。
といったようなことです。
インタビューの最後には、15分の質問タイムもいただき、オンラインのグループ講座では聞きにくいような個別の相談ができたのは、とても嬉しかったです。
インタビュー記事の執筆
インタビューで聞けたことは、大きく3つくらいのテーマに分けられそうだったので、話の流れを再構成しながら書いていきます。
今回は、「読んだ方にどんな気持ちになってほしいか」をはじめに決めておいたせいか、それほど悩まず構成が作れました。これまで受講したことが役立っているのかも、と手応えを感じて嬉しい気持ちになったりして。
執筆のために、音声データを聞くと、自分の声や話し方にものすごく違和感がありました。私って、普段こんな声なんだろうか?とすら思って恥ずかしい!でも客観的に確認できることは、いい経験です。
音声データの文字起こしも、やってみました。メモと音声データだけでは、言い回しや話の流れが確認しづらく、手が止まってしまったからです。
今回は、初めて自動ツールを使用。Adobe Premiere Proの「音声テキスト転換機能」だと、約1時間の文字起こしが20分くらいで完了しました。意外に正確に読み取ってくれ、検索もできるので、とても便利ですね。
できあがった記事は、自分では「とってもおもしろい!」と満足できる仕上がりに。聞きたいことも聞けているし、時間がないと悩む方に役立つ内容も盛り込めた!と嬉しい気持ちで提出しました。
この時は、添削でたっぷりと愛ある指摘が入るとは知る由もありません(笑)。
インタビュー記事の添削
さて、講義の当日。先生の添削を、解説していただきます。
私の順番は、5人の受講生の1番最後。他の方への指摘は、「それ、私もやっちゃってる!」「え、それもダメだった?」と気がつかされることばかりで、聞きながら冷や汗が出てくる!(笑)
それでも、毎回感じることですが、他の方の意見を聞いたり記事を見せてもらったりすることが、とてもいい勉強になります。改めて受講して良かった!
さて、今回の受講生みんなに共通する指摘です、と示されたのは次の3つです。
・口語を「書き言葉」に直す
・ポジティブに言い換える
・足りない言葉を補う
このうち、特に印象に残ったのは、「足りない言葉を補う」というところです。
例えば、他の受講生の方の記事に対して、「大学生から還暦を迎える方まで受講されました」を「大学生から還暦を迎える方など幅白い年齢の方に受講してもらっています」と変更しては?と添削されていました。
ほんの少し言葉を足すことで、「そうそう、そういうことが伝えたかった!」という文章になることにびっくり。読者に余分な想像をさせないことで、意図が正確に伝わり読みやすい文章になると学びました。
私自身の記事は、口語だらけで、ネガティブな内容もストレートに書いていて、お恥ずかしい限り。リライトのチャンスがあるので、しっかり直していこうと思います。
完成したインタビュー記事
このインタビュー記事の添削から1ヶ月、やっとリライトして、記事を完成させました。
【インタビュー】やりたいことに取り組む「余白」を手に入れる、スケジュール管理のコツとは|エッセイスト・ライター江角悠子さん
ぜひ、読んでみてください。
まとめ
受講理由のひとつでもあった「インタビュー」がテーマだったので、とても印象に残る回でした。インタビューそのものの楽しさはともかく、それを記事にして伝える難しさは、想像以上だったかもしれません。添削いただいたことで、注意すべきポイントや改善点、私に足りないことも理解できたので、これからに生かしていきたいです。
そして、これからアドバンスコースを受講しようかどうか迷う方へ!
私は、京都ライター塾の卒業生ではなく、いきなりアドバンスコースから受講しました。
受講生5人のうち、2人は卒業生、1人は動画コースの受講生、2人がアドバンスコースからの受講でした。
このインタビューの回では、卒業生のお2人はライター塾でもインタビューを学んでおられたので、先生からも「成長を感じた!」と講評される素敵なインタビュー原稿をまとめておられました。でも、卒業生でない私たちの原稿が全然ダメだったかというと、もちろんそんなことはなく、それぞれに学びがありました。
だから、卒業生でなくても、ライター仕事をしてなくても、大丈夫!とお伝えしたいです。
独学で書くことをしてこられた方は、アドバンスコースで他の方への講評も聞くことで、やっぱり間違ってなかった!と自信を深めたり、そうなんだ!と発見があったりして、書くことに自信が持てるようになるのではないでしょうか。
それから、受講したい理由や迷う理由は、きっと人それぞれですよね。講師の江角さんが開催している無料説明会に参加すると、納得して受講するかどうかを決められるかもしれません。
受講後の「こんなはずじゃなかった」というギャップをなくすためにも、迷っている方は、無料説明会の機会をうまく活用されたらどうかな、と感じています。
江角悠子さんの「京都ライター塾」に興味のある方は、ぜひ「ライターを目指す人のための7日間無料メールマガジン」に登録してみてください!
水彩イラストを描いています!最新のイラストはインスタグラムで公開。
普段は、住宅や家づくりについてのSEO記事や、工務店のブログ記事を書いています。
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